岡山県民藝協会のこと

岡山県民藝協会のこと
岡山県民藝協会は柳宗悦氏の提唱する工藝文化の運動を推進し、民藝を愛好する人たちの集まりです。設立は1946年。60年以上の歴史を持ちます。協会の活動は会員の研修・親睦が中心で、新年の親睦会、総会、春の旅行、少年民藝夏期学校、秋の旅行などの定例行事の間に、見学会や手仕事調査、講演会などが催されています。会員は倉敷民藝館をはじめ大原美術館工芸館、東京駒場の日本民藝館など日本全国17箇所にある民藝館に無料入場できます。全国組織である日本民藝協会に属します。

岡山県民藝協会年会費 (会員募集中)
個人会員    5000円
家族会員    2人 7000円 3人  9000円
法人会員    1口 6000円
日本民藝協会発行 月刊誌「民藝」を購読の場合は別に年額10200円です。
入会をご希望の方は倉敷民藝館までご連絡ください。
TEL・FAX 086-422-1637
協会事務所  〒710-0046
          倉敷市中央1丁目4番11号 倉敷民藝館内
          岡山県民藝協会

2012年2月29日水曜日

陶芸家 武内晴二郎 -眼で作った仕事-

■2012年3月10日(土)から7月22日(日) 
■会場 大阪日本民芸館 (06)6877-1971


武内晴二郎(1921-79)は、大原美術館の初代館長であった武内潔真(1888-1981)の次男として岡山市に 生まれ、多くの美術品や工芸品に親しんで育ちました。中央大学経済学部に進学しますが、学徒動員で入隊、中国漢口(現湖北省武漢市)にて戦傷を受け左腕を失います。復員後、倉敷市で作陶を開始。その仕事には、民藝運動を牽引した柳宗悦(1889-1961)、河井寬次郎(1890-1966)、濱田庄司(1894-1978)らの大きな影響がありました。57歳で没するまで、型物を中心にスリップ(化粧土)や型押・象嵌・練上などの技法を用いて、重厚かつモダンな作品を生み出しています。

濱田は、「武内晴二郎君の陶器は手で作ったというより眼で作ったといいたい気がします」と評しました。武内自身、李朝の白磁や古丹波、古常滑、英国のスリップウェア、古い中国、ペルシャ、アメリカインディアン、西欧の中世陶器などに心引かれたと語っています。優れた鑑賞眼がその作品に生かされているといえるでしょう。

本展では、柳から送られた書簡などの資料もあわせて約130点を展示します。武内の作品展としては最大規模となる貴重な機会です。

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2012年2月28日火曜日

倉敷堤窯 武内真木 作陶展

■2012年3月8日(木)から3月14日(水) 
 最終日は午後5時に閉場いたします
■会場 福屋八丁堀本店7階ギャラリー101 

 昨年起きた大きな自然災害により、日々の暮らしの大事さを、改めて強く感じました。
それと同時に、特別なときでない、普段の生活を豊かにする器を作ることの大切さを思いました。
 焼物の仕事に入って今年で33年になり、これからも皆様の日々の暮らしの一番近くに置いていただける様な器を作っていきたいと思っております。
 どうぞ御高覧くださいます様、お願いいたします。

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2012年2月27日月曜日

石川昌浩 吹き硝子展

■2012年2月29日(水)から3月13日(火) 
 最終日は午後4時に閉場いたします
■会場 岡山天満屋別館くらしのギャラリー (086)231-7529

くらしのギャラリーでの硝子の展示会は7年前石川昌浩さんの個展からはじまりました。
常に自然体の石川さんの硝子は、のびやかで用と美をかねそなえた硝子。
今年で仕事を始めて13年経つ石川さんは新しい一歩をふみ出しました。
そしてくらしのギャラリーもこの春より新たな一歩をふみ出します。
どちらも次へつなげるスタートラインです。
是非、ご来場下さい。

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